株価の値段はどうやって決まるの!?
証券取引所では投資家から何千、何万という売買の注文が一挙に会します。これらの売買注文をどのように処理し、取り引きをどのように成立させているのでしょうか。このコーナーでは株の値段がどのように決まっていくのかを見ていきましょう。
最新システムを導入、スムーズに取引成立させる
証券取引所では最新鋭のコンピュータシステムを設置。取引がスムーズに行えるように万全の体制を整えています。この最新鋭の売買システムを使ってトヨタやソニーと言った銘柄ごとに、証券会社と通じて集められた「買い」と「売り」、それぞれの売買注文をすり合わせることで株価を決定しています。
証券取引所では取引を常に監視している!
株価は市場の自由な経済活動によって決められることが大原則。ですが、市場を揺るがす大きなニュース等があるとバランスが崩れて、株価が大幅な変動を見せ、市場が混乱すると、投資家も思いかけないところで損害を受けることになりかねません。
このような事態を防ぐために、証券取引所では様々な規制を設けて取り引きを行っています。例として、一日の価格変動の幅は前日の終値を基準として上下に幾らまでと事前に決められています。
値幅がいっぱいまでに上がると「ストップ高」、下がると「ストップ安」と呼ばれ、この値幅を超えて価格が変動することはありません。また情報が広く周知されるまで一定期間、売買を停止することもあります。
取引を成立させるための3つの原則
もし同じ銘柄に売買の注文が殺到した場合は、どのように株価を決定しているのでしょうか?証券取引所ではオークション形式と呼ばれる方法で売買が行われるのが原則になっています。
売買の注文方法には値段に拘らない「成り行き注文」と値段を自分で指定する「指値注文」があります。取り引きを成立させるのには「成り行き注文」が優先されます。
次に「指値注文」の中では一番高く買いたいという注文と、一番安く売りたいという注文から優先的に取引が成立していきます。これが「価格優先の原則」と言われています。
同じ値段で買いたい、または売りたいという人がたくさんいた場合に登場する3番目の原則が「時間優先の原則」。簡単にいうと早く注文を出した人から早いモノ勝ちで取引を成立させていくというものです。
まとめ
取り引きの3大原則は「成り行き注文優先」「価格優先」「時間優先」です。
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