【やさしい株式入門】業績を分析するのに役立つキーワード「回転率」

業績を分析するのに役立つキーワード「回転率」

「回転率」を使えば企業の業績を分析するのにとても役立ちます。回転率を使った基本の指標についてみていきましょう。

回転率を使った指標

「株主資本回転率」以外にも「回転率」を使った指標はたくさん存在していますので紹介していきます。

「総資産回転率」は、資産が効率的に使われているのかを見ることのできる指標です。別名「総資本回転率」とも呼ばれています。

回転率が多いほどに、資産が効率的に使われていることを示します。指標として大企業が0.5回転を上回れないようであれば要注意といえます。気になる企業の回転率をみてみてください。

「売上債権回転率」は、受取手形や売掛金などの売上債権の回収の具合を知ることで、売上債権が適正かどうか測る指標です。業種によってもかなり異なりますが、一般的には、6回転以上であれば理想的とされています。

「商品回転率」は、商品や製品の在庫が適正かどうかをみる指標です。商品は本来ならば資産として評価されるべきものですが、回転率があまりにも少ないと不良在庫として売れ残っているということになります。それを見極めるのに役立つのが「商品回転率」です。

なお、決算書では商品のことを「棚卸資産」と表記する場合もあります。この場合には「棚卸資産回転率」と呼ばれます。

「固定資産回転率」は、設備投資が適切かどうか見るための指標です。一般に、製造業で1回転以下だと、過剰な設備投資をしている可能性があると考えられます。そのほかにも土地・建物・機械など形のある資産をもとに計算する「有形固定資産回転率」などがあります。

財務三表を見る時はここを注意しよう

これらの指標はすべて「財務三表」から得られる情報をもとに分析しています。財務三表を使って分析するときに確認したいのが、それぞれの資料の「決算年度」。

どの決算年度のデータであるのかは、表の上にある記載を見れば確認することができます。ただし、損益計算書、キャッシュフロー計算書が決算期間中を通じた各数字の合計表であるのに対して、決算日時点での財産の状況をまとめた貸借対照表は、期間ではなく「●●現在」という表示になっています。

この日付が、ほかの2つの一覧表に記載された期間の最終日と合致していれば問題ありません。

まとめ

「回転率」を使った指標は、資産や在庫などの経営資源を効率良く利用しているかどうかを見るものです。

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