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「トレンドライン」で相場の流れを掴む
株価を予想する上でトレンドを知ることは大切です。短期のチャートを分析する前に、トレンドラインを使って株価の大きな流れをみてみましょう。
まずは株価の大きな流れをつかもう
「チャート分析」では、値動きを示した並みの形を分析することで、株価の大きな流れをつかむことができます。これが「トレンド分析」と呼ばれるものです。
ローソク足には、「日足」「週足」「月足」「年足」など、さまざまなタイプがあり、表示期間も、一ヵ月や三ヵ月といった短期のものから、10年、20年といった長期のものまで色々とあります。
短期のチャートで見れば株価が急騰したように見えても、中長期のチャートで見ると大底から反転し始めたばかりといったケースもよくあること。株価チャートを見る時には、まず中長期のチャートで大局を掴んでから、短期チャートで具体的に売買のタイミングを探るのが賢い方法です。
トレンドラインのタイプは3つ
株価の大きな流れを掴むには「トレンドライン」を見ることが一番です。ローソク足チャートは、細かい山と谷の繰り返しで成り立っています。トレンドラインは、この株価の山と山、谷と谷をそれぞれざっくりと線で結べば確認できます。
この時の山と山とを結んだラインを上値抵抗線、谷と谷を結んだラインを下値支持線と呼びます。株価は中長期的に捉えれば、「上昇トレンド」「下降トレンド」「横ばいトレンド」という、3つの株価トレンドに分けることができます。
- 上値抵抗線と下値支持線の挟まれたトレンドラインが右上がりなら「上昇トレンド」
- 右下がりなら「下降トレンド」
- ほぼ水平なら「横ばいトレンド」
ということになります。
株価は、いったん一定の方向に動き始めると、多くの場合、しばらくの間は同じ方向に動き続けるという習性があります。ですから、トレンドラインによって株価が大きな流れをつかむことに大きな意味があるといえるでしょう。
相場転換のサインをしっかり捉えよう
株価が今までのトレンドから大きく外れたら、それは相場が転換したサインです。株価が「上昇トレント」を下に割り込めば、「下降トレンド」に転換したということ。このようなトレンドの転換点を読むことは、売買のタイミングを図る上で大きなポイントとなります。
まとめ
株価チャートを見る時は、長中期のチャートでトレンドをつかんでから、短期チャートで具体的に売買のタイミング探るのが賢い方法です。
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