「株式投資を始めてみようかな…」
このように思う理由は、人それぞれだと思います。
私が株式投資を始めてみようと思ったきっかけは、将来の年金額を確認してからでした。
マイナンバーカードがあれば、マイナポータルというアプリ上で年金見込み額を調べられるというので確かめた所、今の段階で20万円にも満たない金額が表示されたのです。
例え持ち家だったとしても、20万円に満たない金額ならそれなりに節約しつつ暮らさなければいけません。
年齢を重ねるに連れ、医療費も嵩んでくるでしょうからね…。
そのため一念発起し、株式投資を始めてみましたが、知識もなく無鉄砲に始めたので当然のごとく失敗。
あっという間に株式投資に割けるお金も底をついたので、気を引き締め、マネーリテラシーから入念に勉強を始めた所、株式投資を行う上で何よりも重要な事に気が付いたのです。
「なぜ株式投資をしたいのか、最初に目標を明確化すること」
もしかしたらこの記事を読んでいる方は既にご存じかもしれませんが、株式投資と一口に言っても用いられる手法は多種多様です。
この多種の手法を理解し、上手く使いこなす事で、目標に沿った資産形成も成し遂げやすくなるのですね。
そのため今から目標別に沿った株式投資のやり方を解説していきたいと思いますが、経済誌のように難しく解説しないのでご安心ください。
株式投資をやろうかどうか迷っている方でも上手く知識を飲み込めるよう、分かりやすさ重視で解説させて頂きます。
投資のゴールが明確に定まっているなら。
『定年退職する65歳までに、2000万円貯めたい』
『55歳で残り1000万円の住宅ローンを完済したい』
このように明確な資金目標がたっている方には“ 長期投資 ”がおすすめです。
短期投資なら一時的な相場の下落は命取りもいえますが、長期投資なら一時的に下落しても、将来的に株価が回復する可能性も充分あります。
そうなれば、大きな損失を被る可能性もグッと抑えられるので、安定性を重視つつ預金よりも効率的に資産を増やしていきたいという方には“ 長期投資 ”がおすすめです。
また長期投資を考えるにあたって、今話題の『iDeCo(イデコ)』『積み立てNISA』『一般NISA』も視野に入ってくると思います。
当サイトでは、長期投資のノウハウだけでなく『iDeCo(イデコ)』や『NISA制度』を利用したい方向けの記事も書いていますので、是非そちらもチェックみてください。
※長期投資をしたい方におすすめの記事※ |
投資のゴールがなるべく早い資産形成なら。
『予定よりも500万円高いマンションを買う事になった』
『公立の予定が私立の学校に子供がいく事になった』
このように少しでも早くまとまったお金が欲しい時には“ 短期投資 ”をおすすめします。
短期投資は株などの金融商品を短期間で売買し、利益獲得を目指す投資手法です。
- 数分で売買を完結させる、スキャルピング取引。
- 1日で売買を完結させる、デイトレード。
- 数日から数週間相場の様子を見つつ、値上がり益を待つ、スイングトレード。
つまり、短期投資の手法を用いれば、たった数日で目標とする資産を形成する事も可能なのですね。
もちろん、株には必ず騰がる保証はないので、保有していた銘柄が下落してしまう可能性もあります。
しかし株式投資が社会に浸透してきた今の時代、短期投資で背負うリスクを極限まで減らせるサービスも出てきているので、気になる方は是非下記の記事をチェックしてみてください。
※短期投資をしたい方におすすめの記事※ |
まとめ
大まかに分けてですが、たった2パターンです。
『定まった投資のゴールが先のものなのか』『定まった投資のゴールが直近のものなのか』
改めて自身のライフプランを考えていく事で、大切な資産を守りながら増やしていける株式投資を行っていけるようになるでしょう。
今まで日本は退職金と年金で安心老後生活が一般的でした。
しかし今は少子化が進んでいる事もあり、自分の老後は自分でという自立した精神が求められています。
その点を踏まえた上で、より充実した何年後、何十年後の未来を過ごしていく為にも、資産運用計画はなるべく早めに立てておくようにしましょう。